海上自衛隊の宣伝

ここで見られますが、こんなものを作っていたとは知らなかった。こういう軍隊臭さのない宣伝で自衛隊に対するアレルギーを和らげよう、という方針なんだろうと思う。

アメリカの海軍の宣伝と比較して日本のがダサい、という論調のページも発見したが、それは訴求する層が違うのだからそのように映るのだろうと思う。米軍は明らかに米軍に入る青年層が対象だからね。

スラッシュドットこの記事のコメントを読んでいても思ったが、国民のコンセンサスとして自衛隊の合憲化への土壌は未だかつてなく整ってきている感じがする。

今の憲法の高い理想は格調高くて結構だが、戦力放棄のような現実との乖離があるところでは歪みを生じているのは事実だろう。こういう部分を変えると、理想が現実の前に膝を屈するような形に見えて残念ではあるけれど、そういう現実的な感覚がprevailしてきたのは健全な事なような気もする。

それにしても、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持」する事ができた過去50年間は幸せでしたね。そういう社会に生まれてほんとラッキーだった。

#ちなみに、個人的には米海兵隊のCMの方が米海軍よりカッコいいと思う