OpenSolaris向けにHudsonをパッケージ化しました

Debian, OpenSUSE, FreeBSDに加えて、OpenSolarisでのHudsonのインストールを更に容易にするためにIPSパッケージを公開しました。使い方は次の通りです。


まず、最初に2つのコマンドを実行して、ローカルマシンをHudsonのIPSリポジトリと関連付けます。最初のコマンドがhttp://hudson.gotdns.com/ips/をリモートリポジトリとしてニックネーム「hudson」で関連付け、次のコマンドでパッケージの一覧を更新します。「pfexec」はSolarisの方言で、世間一般では「sudo」というやつです。

$ pfexec pkg set-authority -O http://hudson.gotdns.com/ips/ hudson
$ pfexec pkg refresh

これができたら、Hudsonのインストールは次のコマンドできます。最初のコマンドでHudsonをインストールして、次のコマンドでService Management FrameworkがHudsonデーモンを管理するように設定します。このコマンドの実行後にhttp://localhost:8080/に行くと、Hudsonが起動しているはずです。JVMのサイズやHTTPポートなどの設定変更が必要であれば、このhudson.xmlをいじってからsvccfgコマンドを実行し直してください。

$ pfexec pkg install hudson
$ pfexec /usr/sbin/svccfg import /var/svc/manifest/application/hudson.xml

新しいHudsonのリリースに更新するためには、次のようにします

$ pfexec pkg refresh
$ pfexec pkg install hudson
$ pfexec svcadm restart hudson

OpenSolarisパッケージ作りに興味のある人は、これを参照してください。本当は、ユーザーの皆さんの貴重な時間をsvcadmだのsvccfgだのに割いてほしくはないのですが、IPSがこれらを自動化する機能を提供していないために今のところこれができないでいます。この点は将来改善できるとよいのですが。