BuildHiveをリリースしました

このところ頑張って作っていたBuildHiveがようやっとリリースに漕ぎ着けましたので、使ってやってください。


BuildHiveはCloudBeesDEV@cloudの一環で、GitHubリポジトリに対する継続的インテグレーションビルドをとても簡単にセットアップできるサービスです。どなたでも無料で使えます。


トップページには既にBuildHive上でビルドされている様々なプロジェクトが表示されます。新しくプロジェクトをセットアップする為に、BuildHiveにいって右上の赤い「Add your Git repositories」ボタンをクリックします。





GitHubとのOAuth認証を聞かれるので、「Allow」ボタンを押して許可してやってください。





すると、CIビルドをセットアップするGitHubリポジトリを選ぶ画面が出てくるので、適当なプロジェクトを選んで「Enable」を押します。リポジトリがたくさんありすぎる人は、リポジトリの名前の一部を右上のフィルター入力欄に入れて絞って見てください。BuildHiveがリポジトリの中身からプロジェクトの種類を自動判別して、適切なCIジョブを設定してくれます。今はAnt/Maven/Gradle/rakeなどを中心にプロジェクトを判定しますが、自動判別はまだ色々改善の余地があると思うので、うまくいかないのがあったら教えてください。メールの通知先など、ビルドの内容は後から設定画面で修正出来ます。





スクリーンショットは英語で撮ってしまいましたが、トップページを除いてはちゃんと日本語化もしてあります。


やることはこれで終わりです。後は、リポジトリにプッシュされる度に自動でビルドが行われます。また、BuildHiveに登録されたリポジトリにプルリクエストが来ると、プルリクエストをマージした結果が投機的にビルドされ、その結果がプルリクエストにコメントとして反映されます。Jenkinsのプラグインは既にこれを使っています。





これでプルリクエストをマージするのも安心ですね!


Jenkins User Conference New Yorkから帰ってきたら幾つか追加で実装したい機能もあるのですが、ひとまずはリリースということで、感想等をお聞かせくだされば。



裏側では、BuildHiveの機能はJenkins上のプラグインとして実装されています。プロジェクトを幾つかの雛形に落とすためにはテンプレートプラグインが、プルリクエストを投機的にビルドする為には検証済みマージプラグインが使われており、これらの機能はJenkins Enterprise by CloudBeesの一環として提供されているので、似たような環境を自社内のJenkins上で構築する事も出来ます。また、GitHub OAuthプラグインなど様々なオープンソースプラグインも組み合わされています。