韓国のカンニング事件


 韓国メディアによると、ソウル警察庁サイバー犯罪捜査隊は、試験の大部分が五者択一のマークシート方式である点に着目。まず試験日の11月17日に全国で発信された2億件以上の通信記録の中から、試験時間帯に発信された1から5までの数字だけで構成された文字メッセージ約25万件の記録を、移動通信会社2社から押収した。

日本の憲法には、通信の秘密という条があると思ったが、こういう捜査が出来てしまうということは、韓国にはないということか。しかも、発信したメッセージの内容まで記録しておく通信会社も通信会社だ(それとも、警察の令状は17日前に発行されていて、これに基づいて17日の間だけ通話内容を記録したって事?)

法律がこういう捜査を許すか許さないかは別にして、韓国の国民感情として、通信の秘密が犯されるよりも、このカンニングが解決するほうが重要だという考え方が大勢を占めていないとこういうことはできないと思うのだが、それもすごい。

試験会場に携帯電話の持込を禁止するとか、そういうもっと無難な対策では、納得できませんでしたか。