エレベータアルゴリズムの最適化

エレベータに階数表示がないのはなぜかというブログポストを見て、この一歩上をゆく方式がニューヨークで運用されていたのを思い出したので、紹介します。


タイムズ・スクエアのマリオットだったと思いましたが、エレベータホールには、上下ボタンの代わりにテンキーで目的階を入力するキーパッドが付いています。これを押して行きたい階を選ぶと、液晶画面で何号機に乗るのか指示されます。指示されたやつの前で待っていると、やがてドアが開く、という具合です。エレベータ内には階数入力のボタンはついていないので、中に乗ってから目的階を選ぶことはできません。これだと、同じ階で降りる人を同じ箱にまとめて載せることができるので、効率は更に上がりそうですね。


ニューヨークの二箇所のホテルで見たので、結構流行っているのではないかと思われますが、一方でニューヨーク以外では見たことがありません。


追記その後のフィードバックで、ニューヨークだけでなくサンフランシスコなどでも導入されていることがわかりました。東京でももうすぐ!?

追記:そういえば昔Towerという、ビルを建てながら住人やテナントが目指す階に効率良く着けるようにするというゲームがあってよく遊びました。エレベータとかは前に待ち行列が出来て、ストレスが溜まりすぎると怒って帰ってしまうという。これの運行アルゴリズムを俺に設計させろ!と思ったのを思い出しました。