最近のHudsonニュース

ここ最近のHudson関係のニュースのまとめです。

SCMプラグイン

どうして世の中にこんなにたくさんのソースコード管理システムがあるのか不思議でしょうがありませんが、一方でHudsonにはコミュニティがどんどんSCMプラグインを書いてくれています。Michael Donohueが最近実装したBitKeeperプラグインURL SCMプラグイン(URLのタイムスタンプをチェックして新しくなった時に更新をダウンロードしてくれます)に加えて、Nigel Magneyが実装したGitプラグインも追加されました。MercurialClearCaseもハックが進んでいます。

Google Desktopガジェット

Jeff Blackがグーグル・デスクトップ向けのHudsonガジェットを書いてくれました。これを使うと、ビルドの状態がデスクトップから一目瞭然です。他のガジェットテクノロジー向けにも同様のものが公開されるといいですね。



NetBeans

HudsonをNetBeansに統合するプラグインを書いてくれていた人が映画産業に転進してしまったので(本当に!)、ソースコードHudsonのSubversionリポジトリに移動しました。NetBeans開発者でもあるJesse Glickが早速Hackし始めてくれています。


NetBeansといえば、NetBeans6.1用の最新のMaven2サポートはとても良くできています(プロジェクトチームが僕にベータテスト用のバイナリを送ってくれました。)多分このバージョンはJavaOneに向けて公開されるのだと思うのですが、たとえば、これを使うとNetBeansの新規プロジェクトウィザードからHudsonプラグインを作ることができます(背後ではarchetypeを使っているみたいです。)他にも、Nexusのインデックスを使ってタグをオートコンプリートしたりできます。これはIntelliJ IDEAのMaven2サポートよりかなりすごいのです。

Hudsonと日本語コミュニティ

漢字がわからないのので平仮名でごめんなさい。Hudsonは日本語コミュニティでも着実に普及しています。ナカムラ・ケンジさんからMaven2ジョブを既存のBuildWrapperプラグインに対応させるパッチを最近頂戴しました。また、ついこないだ、ソガベ・セイジさんからMantisプラグインが公開されました。Trac月改めTrac Lighteningも、ContinuumからHudsonにスイッチしてくれたみたいです。id:masanobuimaiさんもひょっとしてもうひとつプラグインを書いてくれるかも!?

JavaOne



同僚の若手Rama Pulavarthiと僕で金曜日のお昼にテクニカル・セッションをやります。タイトルは「TS-6547 Hudsonと一緒に自動化で開発を効率化」です。Hudsonの紹介と、2つのデモ、大規模Hudsonの運用におけるベスト・プラクティス、そしてXFDもあります。JavaOneに来ている人はぜひ見に来てください。


月曜日のCommunityOneにもHudsonはGlassFishの枠内でちょっと参加する予定です。