ヒンディー映画



同僚のほとんどはインド人なので、インド文化に触れる機会が多い。インド映画を最初にみたのがラジニーカント「ムトゥ 踊るマハラジャ」だったせいで、最初はタミル映画しか見ていなかったのだけど、タミル人じゃないインド人のお勧めによりここ何本かヒンディー映画を見ている。


知らない人の為に復習しておくと、タミル映画は南インドはチェンナイで作られていて、一方ヒンディー映画はムンバイで作られているそうだ。北インド南インドは人の顔も違うし食べ物も違うけど、映画も違う...らしい。いずれにせよ、基本構成は:

  • シリアスなストーリーでも、必ず複数入っている歌と踊りシーン。動きもとってもインド風。往々にして映画本編には出演していない特別ゲストも来る。予算のほとんどを注ぎ込んでいるのが明らかな人数・時間・衣装とセット。
  • どの俳優も必ず踊れる。子役でも年寄りでも。でも歌は吹き替え。
  • エッチなシーンも暴力シーンもない、とっても子供フレンドリーな映画。キスシーンの後はイメージカット(歌と踊りへ突入)だし、暴力シーンはむしろコミカル。

今日は「Bunty and Babli」。ストーリーは荒唐無稽な上にどうでもよいので、こちらを見ていただくとして、今回の発見。

  • ダンスシーンの一部は早回しで再生することでnimbleな動きに見えるようにしているっぽい。そうとしか思えない速度で踊るシーンが幾つもある。これは他のヒンディー映画でもそうなのか?
  • 女優のお腹は実は結構ぽっちゃり(画像のお腹を参照)。嫁さん曰く、そうじゃないとベリーダンスが綺麗に見えないから。

貸してもらったDVD4本を消化しないといけないので、全くHudsonなんかリリースしている場合ではなくなってきた :-)。インド映画を見たことのない人は、ぜひ一度見てみると面白いですよ。


それにしても、家族で見ているので、影響を受けているのか娘のダンスが最近どことなくインド風。僕自身も、インドの食べ物の名前も色々覚えてきたし、手で食べられるようになったし、いつインドへ移住することになっても万全っぽい。